平成24年8月11日(土) 


この日は、藍の葉っぱを使った草木染めの体験でした。
タデ科の植物である藍で染める藍染は、
2000年の歴史があり日本の色
ジャパンブルーとも呼ばれています。
最近では、化学染料が主流となっているが、
藍染めは草木染の代表的なもので
自然に優しいすばらしい染色法です。

 虫よけにもなるので、農業に携わる人は昔から
着物やテントなどで愛用してきました。

二つの方法で体験しました。
@「絞り染め」
輪ゴムでハンカチを好きなように縛り模様をつける。
A「板染め」
割りばしでハンカチを畳んだ所を挟んで
そのまま染液に漬ける。

唯一無二の作品が作れて、皆さん興奮気味でした。
また、日本の大切な文化なので、これからも大切に
残していかねばならないとの感想も述べられました。

最後に所先生から、染色紹介で最近訪問された
中近東の人々の生活の様子を聞きました。
それらの国々では、日本では当たり前の「水」が
十分いきわたっておらず困った生活をしている人が多い。
日本のような衣食住での豊かな生活は
発展途上国の人々の犠牲の上に成り立っているので、
私たちはもっと物を大切にして少ない資源で生活するように
努めるべきではないかという訴えでした。

私たちは、アイディアを出しあって、あらゆる場面で
「もったいない」の考えを推し進めていきましょう。

 
 

        
      


戻る 次へ